スマホのアプリストアにおいて、大部分のシェアを占めているApp StoreとGoogle Play。App StoreのほうがASO対策はしやすいのでしょうか?ここでは、App StoreとGoogle PlayのASO対策の違いや、効果的なASO対策のポイントについてまとめています。
Google PlayよりApp StoreのほうがASO対策しやすい、とささやかれる理由は定かでありません。ただ、海外とは異なり、日本はiPhoneがそれなりのシェアを占めています。そのため、App StoreのASO対策の重要性が高く、ASO施策に関する情報も多いことが影響していると考えられます。
ただし、実際にApp StoreのほうがASO対策しやすいわけではありません。Google Playについても、ASO対策の難易度はほぼ同じといえます。
App StoreのほうがASO対策しやすい、というウワサは「ウソ」です。Google PlayもApp Storeも基本的なASO対策の手法は同じで、いずれかが極端に難しいわけではありません。もし両方のストアでアプリをリリースするなら、ASO対策の方法を変更する必要はないのです。
しかし、各ストアは重視しているポイントが少し異なります。基本的な施策は同じ手法を取り入れつつ、各ストアに合わせた工夫を凝らすことが必要です。
App StoreとGoogle PlayのASO対策のポイントは次の通りです。
いずれもアプリ名や説明文、グラフィックスなどの重要性はほぼ同じです。App Storeはカスタマーレビューが検索結果に影響を及ぼします。
一方のGoogle Playは、説明文の多言語対応の有無が影響するほか、アプリのエクスペリエンス(ユーザー体験)も検索結果に関わります。例えば、ユーザーからのフィードバックへの返信や対応の有無、アプリ更新頻度などです。良質なユーザーサポートを提供することに努めましょう。
App StoreとGoogle Playは、それぞれASO対策が求められます。しかし、基本的な手法は同じため、ストアごとにアプリ名やアイコンを変更する必要はありません。
ただし、Google Playについてはエクスペリエンスも検索結果に影響を及ぼします。ユーザーがフィードバックしやすい環境を整え、きめ細かく対応することが望ましいでしょう。